組合が所有しているコンバインの出張点検
ヤンマ- CA485
CAシリーズは造りが頑丈なので結構な年数動いてる機種の1台ですね、なかなかタフなきかいです。
といってもアワメータは2300時間ぐらい回ってるのでだいぶガタはきてますね
点検といっても指定された所だけ整備していきます
カッターの切断刃がだいぶ摩耗してしまっていたので一式全部交換になります
藁が切れずに残っていくそうでしたのでまあさすがに交換は必要でした
高速軸を取り外す前にベルトを外して手で回してみて回転が重かったので確認したところベアリングがガタついていました
ロックナット側がやられてたのでこっちは交換
プーリー側はカラーと一体型になってたので両シール型なので
シールめくってグリスを詰めなおしておきます。
ベアリング組んでしまって切断刃替えた高速軸クミを取り付け刃のすき間を調整しカッターベルトを交換して後ろは終わり
脱穀部は排わら駆動ベルトが減っていたので交換
2番駆動ベルトや唐箕ベルト関係は良好
一通り組み上げてしまってバッテリー上がってしまっていたので替えてエンジンかけて回してみたらベルトの焦げ臭くキュルルルてなってすぐ見渡したらまさかのこき胴ベルトのテンションプーリー焼き付いている
最後の回すときにはなんかある
一旦ひきあげて部品注文して3日後はいってきたので早速刈り取り部オープン
これがまたしにくいところに付いてる、ギヤプーラー使って引っこ抜きます
完全に焼き付いて回せない、2000時間以上回ってるからどこそこきてるのはきてます
無事テンションプーリー交換
後は刈り取りオープンしたついでに走行ベルトや脱穀入力ベルトといった普段触れない親ベルト関係のテンションアームに注油して動きが鈍いのは5-56で錆び落としながら指で軽く動くようにして最後に確認した後元通り組んでしまい刈り取り部閉じて試運転。 チェーンに注油して完了です